下北ハンドメイドのお話

2018 12/15 下北沢のハンドメイド市に参加してきました。

 

 下北には20数年振り? 経堂や烏山は行くのですが下北は何故か足が遠のいていました。

 

 参加されている方は皆さんレベルが高く、最近では珍しい完全ハンドメイドばかりでした。 近頃はどこの会場でも(いやいや、それ作ってないでしょ(^^))という出店者も少なく無いのですがここは純度の高い手作り市でした。

 

 圧巻はお隣でした「ののやまあき」(服飾アーチスト)さん。

 

 私と同じ高円寺経由(高円寺のイベントで口コミで下北ハンドメイドを知る)かつ初参加でした。

 

 デザインから縫製まで完全オリジナルの服飾&3Dプリンタを使ったアクセサリーなど、正直一枚も二枚も上手だなぁと実感させられました。

 

 ファッションの世界は自由やファジーなものと捉えられがちですが、服飾の製作はむしろ科学や数学と同じくほぼ世界統一基準です。 日本では文化服装学院もしくは杉野(ドレメ)の教科内容がそれにあたり「自由の前に正しい手順がある」という点に関しては同じ考えに基づいています。

 

 文化出身の彼女が作る服は一見自由に見え、それを支えているのは教本に基づいたものであることを感心させられました。 (昨年、同じ文化出身の篠原ともえさんの個展を見た時も同じ事を感じました)

 

 何より感心させられたのがトルソーを電車で持参したことです。今は軽いトルソーがあるとは言え、そのガッツというか文化魂みたいなのを感じさせられました。 若者のこういう姿を見れただけでも参加した意義がありました。

 

次回は2019 1/19,20 下北沢駅北口にて開催されます。